2012年1月25日放送 テーマは「危ない親子関係」。「親が甘えさせなかった子どもは将来甘ったれになる!?」「体罰はある程度必要!?」などのホンマでっかな情報を紹介する。
「頭が良い」と褒められると成績が下がりやすい!? (米「スタンフォード大学」)
「頭が良いね」という褒め方は子どもをダメにする、と心理学では言われている
(心理・植木) 「頭が良い」と褒めると難しい事に挑戦しない!? 米国スタンフォード大学での子どもの褒め方の実験
賢さを褒められた子どもの90%⇒簡単な問題を選んだ(自分が頭が良いって事を守りたい)
頑張りを褒められた子ども⇒より難しい問題を挑戦⇒90%
「頑張った」と褒めると成績が30%上がる!? 「頭が良い」と褒めると成績が20%下がる!? 「頑張ったね」と「頭が良いね」の褒め方の実験を一年間続けた
「頑張ったね」は30%成績のスコアが上がった
「頭が良いね」と言われ続けた子どもは20%スコアが下がった
頭の良い自分でいる為に難しい問題を回避する傾向が
物わかりが良い親の子は、反抗期が長くなる!? (教育・尾木)
物分かりが良い親は悪い事ではない⇒良すぎると子どもの壁になれない
特に父親が物わかりが良いと、子どもは反抗期が長引く傾向が
親が自分の考えを時々唱えないと子どもの壁にならず自立できない
甘える事が出来た子は、甘ったれにならない!? (親子心理・山崎)
手に負えない反抗=甘ったれ
親がすぐに甘えに応じる⇒子どもは満足し甘えなくなる
求める甘えに応えず代用すると子どもは不満が残り甘ったれに
甘えに応じないと要求がエスカレート⇒歯止めがきかなくなり甘ったれに
抱っこをし過ぎて抱き癖がつくのはウソ!? たっぷり抱っこしてあげると子どもは満足し自然と離れる
3歳までは徹底的に可愛がる方が良い!? (生物学・池田) 3歳ぐらいまでの子は徹底的に可愛がった方がいい
幼少期の甘えは要求も小さく、結果的にコストが安い
(親子心理・山崎) 心理学的には家庭内の体罰はある程度必要!? (心理・植木)
一度も親から殴られない子も虐待レベルの不満を持つ!? 子どもも親にしっかりと叱って欲しいと思っている
親子関係から見ると学校なども体罰はナーバスになり過ぎている
言葉を理解するまでの子ども⇒体で理解し、物事の善し悪しを学ぶ
(環境・武田) 親は言葉を理解して怒っていても、子どもは理解出来ないので障害が起きる
放任主義の父と口やかましい母だと、子は不良に走る!? (経済・門倉)
法務省が少年院に入った子の保護者に”育て方”を調査
父親⇒放任型が最多 母親⇒過干渉型が最多
しつけが出来ない親が当たり前になる!? (流通・金子)
小中高生の半分が食事中に電話やメール!? 小中高生を対象にアンケート「食事中に携帯電話を使いますか?」⇒43%
それを見て注意する親⇒20%
20代の母親・食事中に携帯電話を使う⇒30.8%
授乳中に他の事をする母親が増えている!? (教育・尾木)
授乳中に赤ちゃんは母親の声を待っている!? 子どもは胎内にいる時から母親の声を聞き分けている
母親の様々な感情も、へその緒を通じてホルモンで伝わる
授乳中は子どもの表情を見ながら語りかける事が大切
授乳中、母親がTVを観ると赤ちゃんの表情が無くなる!? (親子心理・山崎) コミュニケーション能力は自然と培われる物ではない
母親が訛っていると、生まれてすぐ赤ちゃんも訛る!? (環境・武田)
胎内でも母親の声など様々な事が影響している
7歳までに2ヶ国語を喋らないとバイリンガルになれない!? (生物学・池田)
バイリンガルは英語も日本語も同じ脳領域を使っている
成長してから英語を学ぶ⇒日常的ではない部分に英語脳ができる
1つの領域に複数の言語が入るとそれぞれの発達に限界がある
有名な哲学者や文学者にバイリンガルはあまりいない
赤ちゃんはRとLの発音の違いが分かる!? (心理・植木)
「RIGHT(右)」「LIGHT(光)」を産まれたばかりの時は聞き分けている
RとLの区別は日常で必要性がない為、7~8歳で消失していく
能力は覚える事ではなく、喪失する事!? (生物学・池田) 子どもは全ての音節を理解⇒必要な物以外は消去している
3歳までの子どもの21%は、出産の瞬間を覚えている!? (教育・尾木)(明石家さんま/加藤綾子/ブラックマヨネーズ/磯野貴理子/マツコ・デラックス/梅宮アンナ)評論家[(生物学)池田清彦/(心理)植木理恵/(教育)尾木直樹/(経済)門倉貴史/(流通)金子哲雄/(環境)武田邦彦/(親子心理)山崎雅保]視聴率15.3%
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